あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いします<(_ _)>年末年始は、天気予報では雪が降る降るとのことだったので、雪が積もらないかなと年甲斐もなく期待していたのですが、大晦日、元旦とも夜に数㎝積もっただけで、いずれもその日の夕方には溶けてしまいました。雪の積もった中でフユシャクの仲間でも撮影できたらなと思っていましたが…
それと、これまで忙しかったこともあって、最近、朝にものすごく弱く、起きられません。だから、撮影にも行けていません。
で、年明けらしくないですが、昨年岐阜市梅林山で撮影したウスタビガを紹介します。

11月末のある日、運良く羽化直後?らしきウスタビガのメスを見つけました。見つけたのは日没少し前だったのですが、子連れだったことと携帯のカメラしかなかったので、夜になって出直しました。メスがいた場所は、眼下に岐阜の街も見える場所だったので、街の明かりも一緒に撮影しました。まさに
夜の蛾といったところですね。ウスタビガもメスがフェロモンを出してオスを誘引して交尾するので、メスがいればオスが来ないかなと思って2時間ほど待ちましたが、我が家での家事・育児もあって、また帰宅しました。

翌日の日の出前に、ウスタビガを見に行ったら、どこからかオスが飛んできたようで交尾しているではありませんか。やっぱり、もっと待っておけば良かったなとちょっと後悔しました。
この交尾個体、写真ではわかりにくいのですが、よく見るとオスがメスにがっしりとしがみついている(抱きしめている?)状態でした。鱗翅目の交尾で、強くハグしているのって、見た記憶がないのですが、こういったスタイルもあるんだなと思いました。僕も強くハグしたくなってしまいました(誰と!?)。

ただ、数時間後には、オスも繭に掴まる体制になっていて、よく見かける静止姿勢になりました。

昨夜は「ウスタビガと夜の街」でしたが、夜が明け、今度は「ウスタビガと朝の街」をとりました。


結構、交尾時間は長いのではと思います。少なくとも僕の見ていた4時間弱はくっついたままでした。
ずっと張り付いていることは出来なかったので離れ、また夜になって見に行ったのですが、そのときにはオスメスともいませんでした。繭にも卵はなく、あわよくば、卵も捕獲して飼育できればと思っていたんですけどね。
卵は冬の間に探そうと思います。
それにしても、フェロモンてすごいですね。どのくらい遠くまで届くんだろ?
人間にもフェロモンがあれば、モテモテで鬼に金棒???